<はじめに>
年明けに参加する事に決めたハルヒルで去年のハルヒルはもとより50代クラスでは敵なしの方を目標にトレーニングを積んできた。
STRAVAより去年の優勝データを見つけ出しそれに基づいたパワープロファイルが出来るようになれば勝負できると思い込み取り組んできたが、なんと体重が私より12kgも軽い事が判明。
1.2倍以上のパワーで走らないと話にならない事が分かりほぼ諦めたが少しでも良い結果を出すべくトレーニングを継続した。2月中旬にトライした時には42分間の平均277Wだったが、大会の10日前に実施した際には52分間の平均が278Wになり、同じ42分間だったら280Wは超えられていたと思われるが大幅な上昇はかなわなかった。
<大会走行レポート>
本日いよいよ大会が開催され実走してきたが、結果は面白いぐらいバーチャルと同じAVGパワ

ーになって、他の人の力も借りられるレースなのでタイムは48分05秒とバーチャルよりはよかったが目標の優勝なんて言った自分が恥ずかしいぐらいの結果になってしまった。
スタート後は高いパワーが出ていたがアドレナリンが出ていたためか調整がうまくいったためかは分からないがバーチャルでも試走でも苦しかった病院坂を過ぎる所まで比較的楽に感じていた。
ところが10分を過ぎたあたりからやはりきつさを感じ始めていた。パワーデータを見るとそれでも傾斜に合わせて上げることは出来ていた。
榛名神社が見え始めた37分後辺りからきつさが強くなり斜度がきつくなるとケーデンスが上げられずパワーが出せない状況になった。
斜度が10%以下だと大体対応できているがそれ以上になると上げられない現象がでた。40分位すると脚が売り切れてきてパワーが上げられないのか、斜度が高いとギアが足らなくなってペダルトルクが要求されるのに対応できる筋力が不足しているためにパワーが上げられないのかもしくは両方なのかは分からないが、バーチャルでやっていた時も30分を過ぎたあたりから度々パワーを持続するのがきつくなって大きく落としてしまう所があったので脚の売り切れが起こっていることは確か。
少しでも長く売り切れないで出来るようになる持久力を付けるとともに筋トレを増やして筋力アップが必要だと感じた。
(おまけ)
最後の急坂区間ではチャリダーの女子の方にすいすい抜かれる姿をTVカメラに思いっきり撮られてしまいました。ペダルズアップのジャージであの姿がTVに映ったら複雑な心境だな。。。
5/19 ハルヒル大会 実走データ
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<バーチャルとの比較 その1>
大会10日前にやったバーチャル走のデータと比べてみるとAvgではほぼ同じワットになっていた。
大会の方がMAXパワーが出ているのでNPでは高い値になっていた。
大会では最初の10分でAVG316wも出していてその後毎10分ごとのAVGは下がり続けた。
バーチャルではばらつきが少ない走りをしていたので10分を過ぎても上がる所も作れていた。ただし最後にかけて下落傾向は出ていた。局所的に脚が止まる所が出来てしまったのと、パワーが上げられない傾向が発生するタイミングが大会の時よりも早かったので大会の時は少しはパフォーマンスが上げられていた模様。大会に向けた体調を整えたので当然の結果ともいえる。
5/9 ハルヒル バーチャル走
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<バーチャルとの比較 その2>
大会のタイムと同じ時間のバーチャルのデータを比較してみたがやはりAVGではほぼ一緒だがパワー変動の大きい大会の方がNPは高かった。
大会の時は前半から後半にかけてのパワーダウン傾向が大きかった。これほど上げ下げの大きいパワーの出し方はインドアでは難しいが長い時間高い平均パワーを持続すると落ちてくる、脚が止まるという現象はあったのでそのような事が起きないようにトレーニングをする必要がある。
大会のデータ
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バーチャル走のデータ
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<まとめ>
バーチャルの時にも試走の時にも感じた後半、榛名神社を過ぎてからの勾配のキツイところでパワーが上げられない現象が大会でも起きた。とにかくここを対策しないと45分を切ることはできない。
優勝タイムに6分以上差があるのでいきなりそこを目指すのはキツイすぎる。50代のクラスでは45分を切れば入賞が見えてくるのでまずそこをめざしたいがAVG300Wは越せるパワーをつける必要があるのでそれを実現できるように更なる精進を続けなければならない。
<大会についての感想>
今回初めてのハルヒルでしたが、今年の参加登録人数はなんと7,451人!私と同じ50代だけでも1,342人! 富士ヒルに次ぐ大きなヒルクライムイベントとなっていますね。
正直15㎞も走らないこの大会がなんでこんなに人気なのか?と疑問に思ってましたが実際に参加してみて納得できました。
まず何と言っても高いコスパ。一番上のクラスの参加費が¥6,000で大会後の売店の金券が¥1,000も付いてくる!レースが終わった後寒い山頂付近で下山迄かなり待たされるという問題はどのヒルクラでも共通の問題かと思いますがゴール直後の待機場所にも売店が沢山あったのでこれは助かりました。私はソースかつ丼と豚汁とホットコーヒーを頂いて超満腹になってしまいヒルクラ後だというのに体重思いっきりり増えてました(*_*; 下山後の会場にもたくさん金券の使えるお店があったようでこれは楽しいですね。
次にアクセスの良さ。高崎まで湘南新宿ラインを使えば都内から2時間程、片道¥2,000チョイで来れてしまう!また高崎から自転車搬送用トラック付の送迎バスで送り迎えしてくれるので車が無くてなかなか参加できないという人にも気軽に参加できるんですね。しかもこれら大会参加費に追加費用払わずに使えるってすごいです。
とは言えやはり車で来る方も多く早朝5時からの会場付近は渋滞で大変だったみたい。
前日受付なので泊まりでないと辛いという問題もあります。
榛名湖周辺の宿に泊まり、朝自転車でスタート会場まで降りてくればゴールの後すぐお風呂に入り、渋川伊香保インターまでは40分ほどで行けてしまうのでかなり効率は良くなりますが、せっかく発行してくれる出走証が下山した会場でないと受け取れないというのはちょっと残念でした。
まあそれらも吹き飛ぶほどの素晴らしいホスピタリティーとコスパで人気に納得。来年は45分切りを絶対目標にまた参加したいです!
という訳で結果はさておき一緒に参加していただいたペダルズアップの会員の方と大変楽しい1日が過ごすことが出来ました!
ペダルズアップジャージを皆で来て大会に参加できたのは今回初でした。大変うれしかったです!
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最後になりますが売店の行列のたまたますぐ後ろに並ばれていたハシケン、日向涼子夫妻とパシャリ!させて頂きました。日向涼子さんやはり近くで見るとお綺麗な方ですね!!!
ハルヒル参加報告とそのためのトレーニングについて

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